パリ旅行の準備で迷うのが、何を持っていくかではないでしょうか。日本では当たり前にあるものが、パリのホテルにはないこともあります。パリで生まれ育ち、いまは東京に住んでいる筆者が、日本からパリへ行くときに持っていきたいものと、現地で困らないための準備をまとめました。出発前のチェックに使ってください。この記事には広告リンクが含まれています。
かならず必要なもの
パスポート
フランスを含むシェンゲン協定の国に入るには、パスポートの残りの有効期間が、帰国する日から3か月以上あることが必要です。ぎりぎりの方は、早めに更新しておきましょう。日本のパスポートなら、観光目的で90日以内の滞在にビザはいりません。今後、ヨーロッパではETIAS(エティアス)という事前の渡航登録が始まる予定なので、出発前に外務省や欧州連合の公式サイトで最新の情報を確認してください。
クレジットカード
パリではカードが使えるお店がほとんどで、タッチ決済(コンタクトレス)も広く使われています。メトロの改札やパン屋さんでもカードで支払えることが多いので、現金は少なめで大丈夫です。万が一に備えて、ブランドの違うカードを2枚持っていくと安心です。チップや市場での小さな買い物のために、少しだけユーロの現金もあると便利です。チップについてはパリのチップの記事で紹介しています。
変換プラグ(Cタイプ)
フランスのコンセントは、丸いピンが2本の「Cタイプ」と「Eタイプ」で、電圧は230ボルトです。Cタイプの変換プラグがあれば、ほとんどのコンセントに差し込めます。スマートフォンやパソコンの充電器は、多くが100〜240ボルトに対応しているので変圧器はいりませんが、ドライヤーやヘアアイロンなど日本専用の電化製品は、そのまま使うと壊れることがあるので注意しましょう。Cタイプの変換プラグは楽天市場でも探せます。
あると便利なもの
スマートフォンの通信手段とモバイルバッテリー
地図や翻訳アプリ、メトロの乗り換え案内など、パリ観光ではスマートフォンが大活躍します。日本の携帯会社の海外ローミングは料金が高くなりがちなので、eSIMや海外用のWi-Fiルーターを用意しておくのがおすすめです。一日中歩き回ると電池の減りも早いので、軽いモバイルバッテリーがあると安心です。なお、モバイルバッテリーは機内に持ち込む必要があり、預け荷物には入れられません。
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フランスで使えるeSIMを用意するスマートフォンにeSIMを入れておけば、パリに着いてすぐ地図や翻訳アプリ、日本との連絡に使えます。データ容量や日数に合わせてプランを選べます。
スリ対策のバッグ
パリでは、観光地やメトロでスリの被害が少なくありません。体の前で持てるファスナー付きのショルダーバッグや、スリ対策用のバッグがあると安心です。リュックを使う場合は、人の多い場所では前に抱えるようにしましょう。くわしくはパリのスリ対策の記事をご覧ください。
歯ブラシ、スリッパ、パジャマ
フランスのホテルには、日本のホテルのように歯ブラシやスリッパ、パジャマが置いていないことがよくあります。シャンプーやボディソープはあっても、そのほかのアメニティは少ないと考えておきましょう。部屋で過ごすときのスリッパや、使い慣れた洗面用具を持っていくと快適です。
エコバッグと小銭入れ
フランスのスーパーやお店では、レジ袋はもらえないか有料です。お土産を買うときのために、折りたためるエコバッグがあると便利です。パリのスーパーで買えるエコバッグは、それ自体がお土産としても人気です(モノプリの記事)。公衆トイレや市場で使う小銭を入れる、小さな小銭入れもあると役立ちます(パリのトイレ事情)。
ガイドブック
街歩きの計画を立てるなら、日本語のガイドブックが一冊あると心強いです。地球の歩き方などのパリのガイドブックは、地図や美術館の見どころがまとまっていて、旅行の前に読んでおくと現地での時間を有効に使えます。
服装と季節の持ち物
パリは一日のうちに天気が変わりやすく、夏でも朝晩は涼しくなります。季節を問わず、薄手の羽織りものと軽い折りたたみ傘を持っていくと安心です。石畳の道を一日中歩くので、靴は履き慣れた歩きやすいものを選びましょう。月ごとの気温と服装はパリの天気と服装の記事、冬の旅行の準備は冬のパリ旅行の記事でくわしく紹介しています。
荷造りで気をつけたいこと
飛行機の機内に持ち込める液体は、100ミリリットル以下の容器に入れ、1リットルまでの透明な袋にまとめる必要があります。帰りにジャムやワインなどのお土産を買う予定がある方は、スーツケースに少し余裕を残しておきましょう。持ち帰りの注意点はパリのお土産の記事でまとめています。航空会社によって預け荷物の個数や重さの決まりが違うので、出発前に確認しておくと安心です。
持ち物の準備ができたら、旅全体の予算も確認しておきましょう。旅行費用シミュレーターでは、泊数や人数に合わせて費用の目安を計算できます。
出典(2026年10月確認):外務省 海外安全ホームページ、欧州連合(ETIAS)、国土交通省(機内持ち込みの制限)




