【ルーヴル美術館 】フランスの国立美術館・有名作品のご紹介

ルーヴル美術館 (Musée du Louvre)
ルーヴル美術館 (Musée du Louvre)

評価 :5/5。

ルーヴル美術館:世界中の芸術が集まるパ​​リの宝石

ルーヴル、世界最大級の美術館の一つです。かつては王宮であった壮大な建物の中に、古代から19世紀までの様々な芸術作品が展示されています。

レオナルド・ダ・ヴィンチの「モナ・リザ」をはじめ、ミケランジェロ、ヴェラスケスなど、歴史に残る巨匠たちの作品を間近で見ることができます。これから、ルール美術館の話を詳しくしましょう!🙆‍♂️

ルーヴル美術館の歴史 📚

中世の城から世界的な美術館へ

ルーヴル美術館は、最初から芸術の殿堂だったわけではありません。1190年、フィリップ・オーギュスト王の治世下で、防衛用の城として建設されました。その後、1364年に王宮に改装されました。時代を経て、王たちがそれぞれの趣味や時代の様式に合わせて宮殿を拡張・改修しました。

1595年から1610年にかけて、アンリ4世がグランドギャラリーの建設を命じ、ルーヴルの歴史に重要な一歩を刻みました。1793年には、美術館として正式に公開され、その運命が劇的に変わります。それ以来、さらに多くの名作を迎え入れるため、常に拡大を続けています。1989年には有名なガラスのピラミッドが完成し、ルーヴルは伝統と革新の象徴となりました。

ルーヴル美術館のコレクション 🏞️

世界中から集まった名作たち

ルーヴル美術館は、多彩なコレクション

ルーヴル美術館は、多彩なコレクションで訪れる人々を魅了します。エジプト🇪🇬の古代遺物から近代美術まで、各展示室は異なる時代へと誘います。中でも、神秘的な笑みで知られる「モナ・リザ」や、階段の頂に堂々と立つ「サモトラケのニケ」は、誰もが一度は目にしたい名作です。


古代美術を愛する人には、「しゃがむ書記」や「コルサバードの有翼の雄牛」などの傑作もおすすめです。
進化は続きます。2012年にはイスラム芸術専用の新しい展示室がオープンしました。さらに、2027年には、ビザンティン美術と東方キリスト教美術の部門が加わり増す。コレクションがさらに豊かになります。

絵画と彫刻

イタリア・ルネサンス、フランス🇫🇷古典主義、ロココなど、ヨーロッパ絵画の傑作が数多く展示されています。ギリシャ🇬🇷・ローマ🇮🇹彫刻、中世彫刻など、古代から現代までの彫刻作品が豊富です。

東洋美術と装飾美術

エジプト🇪🇬、メソポタミア、イスラム、アジアなどの美術品が展示されています。家具、陶器、織物など、様々な装飾美術品が展示されています。

ルーヴル美術館の特別な体験 

驚くべき規模と魅力

ルーヴル美術館の魅力、サイズ、実用な数字

ルーヴル美術館の広さと構造は圧巻です。総面積24万4000㎡のうち、7万㎡が展示エリアに充てられ、14km以上のギャラリーがあります。ガラスのピラミッドは603枚の菱形ガラスと70枚の三角形ガラスで構成され、高さ21mに達します。このピラミッドは、ルーヴルの象徴として親しまれています。

2023年には、世界中から約890万人が訪れました。そのうち半数以上が30歳以下で、若い世代にも高い人気を誇ります。

ルーヴル美術館の有名作品 👨‍🎨

1️⃣ モナ・リザ (La Joconde)

レオナルド・ダ・ヴィンチのモナ リザ

レオナルド・ダ・ヴィンチの作品🇮🇹です。

モナ・リザ』は、ルネサンス期を代表する芸術家、レオナルド・ダ・ヴィンチによって描かれた油彩画です。1503年から1506年頃に制作されたとされます。

左右非対称な顔

左側は悲しみ、右側は喜びを表現しているという説があります。また、顔が男性と女性をそれぞれ象徴しているともいわれています。

異なる地平線

左右で異なる地平線が描かれており、画家が思い描いた架空の世界が表現されています。左右を入れ替えて見ると、別の風景になるという見方もあります。

未完成の左手

左手の人差し指が未完成のように見える点が特徴的です。これについては、画家が制作途中の状態で生涯手元に置いていたからではないかと考えられています。

興味のある方へ

世界的に有名な絵画「モナリザ」の魅力

モナリザは誰? 🙎‍♀️

モナリザには何がすごいのか? 🤔

モナリザを書いた人は誰なのか? 👨‍🎨

2️⃣ 瀕死の奴隷 (L’Esclave mourant)

瀕死の奴隷は、ルネサンス期の巨匠ミケランジェロ・ブオナローティ🇮🇹によって制作された彫刻作品です。

この彫像は、彼が教皇ユリウス2世の墓のために設計した大規模なプロジェクトの一部として、1513年から1516年頃に制作されました。

ルーブル美術館の瀕死の奴隷

3️⃣ サモトラケのニケ (Victoire de Samothrace)

ルーブル美術館のサモトラケのニケ。真っ白の像

サモトラケのニケは、古代ギリシャ🇬🇷のヘレニズム時代に制作された彫刻作品です。勝利の女神ニケを象徴的に表現した傑作です。紀元前190年頃に作られたと考えられております。

翼を広げて勝利を告げる女神の姿が印象的。

4️⃣ ハンムラビ (Hammurabi)

メソポタミア文明の楔形文字が刻まれた石板。

ハンムラビは、紀元前18世紀にバビロニアを統一し、大帝国を築いた王です。「ハンムラビ法典」は世界最古の法典の一つであるの制定です。

ハンムラビ (Hammurabi)

5️⃣ カナの婚礼 (Les Noces de Cana)

ルーヴルの一番大きな作新カナの婚礼

カナの婚礼は、新約聖書・ヨハネ福音書に記されている、イエス・キリストが最初に現した奇跡です。ガリラヤのカナという場所で開かれた結婚式で、ぶどう酒が足りなくなった際に、イエスの力で水がぶどう酒に変えられたという物語です。

6️⃣ ミロのヴィーナス (Venus de Milo)

ミロのヴィーナス、ギリシア神話🇬🇷に登場する美の女神アフロディーテを模したと考えられています。

1820年にエーゲ海のミロス島で発見されたことから、この名が付けられました。

ミロのヴィーナス (Venus de Milo)

7️⃣ その他の見るべき作品

ルーブル美術館 の見るべき作品のご紹介

日本語の作品名フランス語の作品名作者
アモルの接吻で蘇るプシュケPsyché ranimée par le baiser de l’Amourアントニオ・カノーヴァ
民衆を導く自由の女神La Liberté guidant le peupleウジェーヌ・ドラクロワ
メデューズ号の筏Le Radeau de La Méduseテオドール・ジェリコー
ナポレオン一世の戴冠式と皇妃ジョゼフィーヌの戴冠Le Sacre de Napoléonジャック=ルイ・ダヴィッド
ボルゲーゼのヘルマプロディートスHermaphrodite endormiジャン・ロレンツォ・ベルニーニ

ルーヴルの来館のヒント 💡

事前予約

特にハイシーズンには、事前にオンラインでチケットを予約することをおすすめします。

音声ガイド 🎧

日本語の音声ガイドを借りると、より深く作品の世界を楽しむことができます。ルーヴルの音声ガイドは、日本語を含む9ヶ国語に対応しています。また、館内を案内してくれる地理ガイドも付いています。ルーヴルの音声ガイドの料金は6ユーロ💶です。

服装

美術館内は冷房が効いているため、薄手の羽織物があると便利です。

写真撮影 📸

地本的に、ルーブル美術館は撮影OKです。ところが、一部のエリアでは写真撮影が禁止されているため、事前に確認しましょう。

私の経験について 🧳

ヨーロッパの市民は、26歳未満ならすべての国立美術館が無料で入れます。信じられますか?😮 私もそのおかげで何度もルーヴルを訪れることができました。学校の課外授業で行ったり、一人で行ったり。行くたびに違う体験ができました。

モナ・リザ」は意外と小さいです! ところが、他にもたくさん発見があります。それがこの美術館の魅力です。

いつ行っても人混みは避けられません。でも、美術を学ぶ学生が作品をその場で模写している様子を見られるかもしれません。ルーヴルは、必見のスポットです。😀

ルーヴル美術館の予約 📆

ルーヴル美術館は、世界中から多くの人が訪れる人気の美術館です。そのため、特に週末や祝日は非常に混雑し、入場に時間がかかることがあります。それでネット予約をオススメします。

ルーヴル美術館についてのまとめ ℹ️

外から見えるルーヴル美術館のガラスピラミッド

ルーヴル美術館は、歴史、文化、芸術を一度に体験できる、まさに世界を代表する美術館です。パリを訪れる際は、ぜひ足を運んで、その魅力を体感してみてください。

ℹ️ ルーヴル美術館 (Musée du Louvre)

住所: Rue de Rivoli, 75001 Paris
電話番号: +33 (0)1 40 20 51 51
ウェブサイト: Musée du Louvre
開館時間: 9時~18時 (水曜日は21時まで開館) ※季節やイベントにより変更となる場合があります。
休館日: 火曜日、1月1日、5月1日、12月25日
最寄駅: メトロ1号線、7号線、14号線 Louvre – Rivoli駅

ルーヴル美術館の地図 🗺️

ルーヴル美術館についての Q&A ❓

ルーヴル美術館は撮影OKなので、 ぜひ、写真をたくさん撮って楽しんでみて下さい。

By ParisRyokou

こんにちは 👋 パリ旅行です! 当サイトは、フランス国籍🇫🇷のパリ出身のライターです。 「パリ旅行」を立ち上げた理由は、私自身のパリに関する知識を日本語で共有したいと思ったからです。 日本人向けの、パリの最高ガイドを作ってご紹介させていただきたいです! 皆さん、旅行をもっと楽しんでもらえるように、このサイトを作りました! 何卒よろしくお願いします!

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