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パリのタクシーは、空港とパリ市内の間に定額料金があり、荷物が多い旅行者には心強い移動手段です。一方で、料金のしくみや乗り方がわからず、不安に感じる方も多いのではないでしょうか。パリで生まれ育った筆者が、2026年の公定料金、空港の定額料金、タクシーのつかまえ方と注意点をまとめました。料金は2026年2月1日から適用されているものです。

空港とパリ市内の定額料金(2026年)

シャルル・ド・ゴール空港とオルリー空港からパリ市内までは、正規のタクシーなら定額料金で乗ることができます。昼も夜も、平日も日曜日も同じ料金で、スーツケースなどの荷物に追加料金はかかりません。料金は、行き先がセーヌ川の北側(右岸)か南側(左岸)かで変わります。

区間セーヌ川右岸セーヌ川左岸
シャルル・ド・ゴール空港 ⇔ パリ市内56ユーロ65ユーロ
オルリー空港 ⇔ パリ市内45ユーロ36ユーロ

右岸にはルーヴル美術館やオペラ座、シャンゼリゼ通り、マレ地区などが、左岸にはエッフェル塔やサン・ジェルマン・デ・プレ、カルチェ・ラタンなどがあります。ホテルがどちら側にあるか、事前に地図で確認しておくと安心です。右岸についてはパリ右岸の記事でも紹介しています。

パリ市内のタクシー料金

空港の定額以外は、メーターで料金が決まります。2026年の上限は、乗車料金が4.48ユーロ、1kmあたり1.30ユーロで、どんなに短い距離でも最低料金は8ユーロです。電話やアプリで呼んだ場合は、すぐに呼ぶと4ユーロ、事前に予約すると7ユーロの予約料金が加わります。5人目の乗客には5.50ユーロの追加料金がかかります。渋滞の多い時間帯は、同じ距離でも料金が高くなることがあります。

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タクシーのつかまえ方

パリのタクシーは、屋根の上に「TAXI PARISIEN」と書かれた表示灯があり、緑色に光っていれば空車、赤色なら乗車中です。空港や主要な駅には、係員のいるタクシー乗り場があるので、そこから乗るのが確実です。街なかでは、手を挙げて止めるよりも、タクシー乗り場(Station de taxi)から乗るか、アプリで呼ぶのが一般的です。アプリについてはパリのタクシーアプリの記事でくわしく紹介しています。

支払いとチップ

パリのタクシーは、クレジットカードでの支払いに対応することが義務づけられています。乗る前に「カードで払えますか(Je peux payer par carte ?)」と確認しておくと安心です。チップは義務ではなく、料金に含まれています。荷物を運んでもらったときなどに、端数を切り上げて渡す程度で十分です。チップの考え方はパリのチップの記事をご覧ください。

気をつけたいこと

空港の到着ロビーでは、「タクシー?」と声をかけてくる無許可の運転手がいます。正規のタクシーではないため、高い料金を請求されることがあるので、ついて行かずに、かならず案内表示に従ってタクシー乗り場から乗りましょう。正規のタクシーには、屋根の表示灯とメーターがあります。空港から市内への定額料金が適用されるのはパリ市内が行き先の場合だけなので、郊外のホテルに泊まる方は、メーターの料金になることも覚えておきましょう。空港からの移動手段はシャルル・ド・ゴール空港とオルリー空港の記事でも比べています。

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空港送迎を事前に予約する

到着時間に合わせて、空港からホテルまでの送迎を予約できます。料金が予約時に決まるので、夜の到着や小さな子ども連れの旅行でも安心です。

出典(2026年9月確認):Défense Conso(2026年のタクシー料金)、Service-Public.fr(空港の定額料金)、Bonjour RATP(オルリー空港のタクシー)